-紅花落こうからく

男の目は、爛爛とし、その光の鋭さは鞘から解き放たれた一筋の刀を思い浮かばせた。
その黒い瞳の奥には義弟を殺された悲憤、哀惜、憎悪、様々な感情が入り混じり、複雑に揺れていた。
まるで目の中で炎が燃え盛っているようだと、孫権は思った。
全てを燃し尽くす、戦場(いくさば)の焔…。
眉間に幾筋もの皺を走らせ、顳顬を震わし、貌(かお)を赤く火(ほ)めかせ、自分と相対する男。
これは修羅の貌(かお)だ。
大切な者の命を奪われ、大儀を捨てた、男。
父の仇と対峙した時、自分もこの男のような表情(かお)をしていたか…ふと、そんなことを思った。
…理解(わか)らない。
理解(わか)ることは、生きた人間の生々しい"感情"の実感であり、自分の為すべきことはただひとつだという事実だけだった。
右手に持った剣を構えなおす。
周囲(まわり)に響き渡っていた敵味方の激しい怒号がいつの間にか遠のき、消え去っていた。
耳に聞こえてくるのは、ビュウビュウと唸る風の音。
何かがこれまでの戦(いくさ)とまるきり違った。
幾度経験しても慣れることのない生臭い血のにおいに酔い、乱れ飛ぶ悲鳴、怒号、馬の嘶きに掻き乱されていた自分の心が、精神が驚くほど静かに、研ぎ澄まされているのを感じた。

―ジャリッ

先に動いたのはどっちだったか。
打ち出された剣を弾き、打ち出し、弾かれ。
斬り、斬られ、紅(あか)く染まる。
痛みは感じない。
相手と切り結ぶ中、唯、絶えず自分の内(なか)に吹く風を感じていた。







最後に目に入った赤はじぶんのものだったか、それとも相手のものであったのか。
薄れていく意識の中で、男がゆっくりと倒れていくのが見えた。
全身の力が抜け落ち、頭が垂れ、膝が地面についた。
自分はまだ、斃れるわけにはいかぬ……
地に突き立てた剣に寄りかかり、何とか力の入らない身体を支える。
剣を伝って紅(あか)い雫が零れ落ちていく。
顔を上げると、霞む視界に黒衣の長身の男が一閃の下に幾多の敵兵を切り伏せ、こちらへ走って来るのが見えた。
地に膝を着いたままの姿勢を維持するのが精一杯で立ち上がることが出来ない。
そうする間にも意識は徐々に遠のき、柄を握る手の力すら抜けていく。
身体が鉛のように重く感じられた。
後方から妹の呼ぶ声が聞こえた。呼び声というよりも悲鳴に近かったかもしれない。
その悲痛な響きが耳に残った。
―と、身体が急に軽くなった。肩に、自分を支える者の手が見えた。
黒に赤の縁取りの篭手を付けた、ふしくれだった手だ。
ああ、また彼に世話になったな…と思いながら、孫権は意識を手放した。









気が付くと、孫権の目の前には赤一色の世界が広がっていた。
深い深い、鮮やかな、あか。真紅だ。
埋もれんばかりに一面が絳(あか)く染まっている。
その中にポツンと独り佇む。
これは何の色か。
少しぼうっとした頭で、考える。
そうだ、この色は…

…あの花の色だ。

輪郭の無かった紅(あか)の世界が急に形を与えられ、咲き乱れる赤き花の群生となった。
ザアッと風が吹き抜け、其れと共に、紅が空(くう)を舞う。
その光景を目にしながら、記憶にある、この景色をたどる。
此処を私は、知っている…。




確か、年の離れた妹の7回目の誕生日であったか。
妹は武術が習いたいと、弓や剣を始めていた。
幼い危なっかしさはあるが、筋は良いらしい。
そんな妹に、兄は職人に頼んで装飾性はあまり高く無いが、軽量で扱いやすい武器を作らせていたようだった。
そういえば、父上には馬が欲しいと強請(ねだ)っていたっけ…。
そんなことを考えながら、一人孫権は狩で良く訪れる森を歩いていた。
特に目的は無く、ただ何となく散歩のつもりで抜け出してきたのだ。
室内で悶々と悩んでいるより、気晴らしをした方が何か思いつくかもしれない、という気持ちもあった。
今年は妹に何を贈ろうか、それがここ数日間、頭を占めている重大な問題であった。
昨年は、妹付きの侍女から、遠方から取り寄せられた甘味を妹がとても気に入っていると聞き、それを贈ったのだが、今回は贈り物がなかなか決まらず、当日となってしまったのである。
森は静かで、時々鳥の鳴き声が聞こえるだけだ。
その中を思いに耽りながら、練り歩く。
良く来ているだけあって、だいたいの場所は把握していた。
別段迷うこともあるまいと、ただ足の赴くままに歩みを進める。
しばらくすると、先方の木々の間から地面に赤い点がポツポツと覗いているのが見えた。
あれは何か。
近づいてみると、それが花であることがわかった。
見かけたことの無い花だった。
濃淡無く、花びらが深紅一色に染まっている。
先に進むと、突然視界が開けた。
そして視界が絳(あか)に染まった。
一面に広がる赤き花の絨毯。
地面の草の緑が見えないほどの密度である。
風が吹くたびに、揺ら揺らと花が重たそうに揺れ、それが下の花に影を落とし、紅(あか)のグラデーションに変化を生んでいる。
まるで此の世の物とは思えない、鮮烈で絶美な景観だった。
心奪われ、しばしば息をするのも忘れて、ただ呆然と立ちすくむ。
この森にこのような場所があったとは…
はっとして、辺りを見回す。
見覚えの無い景色。
この花のせいでこの場所が、森の何処らへんに位置しているのか判別できなくなっているのかとも思ったが、木が生えず、ここまで開けた場所は知らなかったので、途中からいままで来た事の無い所へ入り込んでしまったようだ。
まあ、少し引き返せば自分の知る場所へ出られるだろう。
それよりも、この場所を自分が見つけたということに、喜びを感じ、また、妹への贈り物が思いついた瞬間でもあった。
この景色を、尚香にだけ、教えてあげよう。
それはとても良いアイディアであるように思えた。
ひとまず、今日は道順を覚えて帰り、明日にでも妹を連れてきてやろう、と考えたところで、何も無く帰るのも心苦しく思えたので、より美しく咲いている花を数輪手折って持ち帰ろうと決める。
ワサワサと赤の花々の群生の中に分け入っていく。
思ったよりも花は高さがあるようで、膝頭までが花の下へ埋もれてしまう。
花が足を運ぶのに妨げとなるのと、下の地面が見えないため、歩くのが中々容易でない。
少し難儀しながらも、形が整い、より鮮やかな色のものをと探し歩く。
奥へ奥へ、紅き世界の中へと向かっていく。


一輪、二輪、三輪…と、
気が付けば、片手一杯に束となってしまっていた。
随分と夢中で摘んだ物だと、自分でも少し呆れてしまう。
我に返ると、辺りの暗さが目にとまった。
日は赤の野原の向こうにある木々の間に落ち、空は段々とその濃紺を深めている。
先刻(さっき)まで聞こえていたと思った鳥の鳴き声は消え、遠くに何かの獣のものか、声が微かに聞こえる。
鮮やかだった紅(あか)は、暗き紅(あか)へと色を変え、木々の蔭(かげ)は闇(くら)い巨大な獣の形を成す。
…まずい。
花摘みに神経を集中させていたため、どのくらいかは分からないが、かなり奥まで進んでしまったらしく、最初に入ってきた所の木々は遠く後方に見える。
また、そこまで戻ったとしても、自分が分かるところまで道を引き返さねばならない。
焦りがやがて上安を呼び起こす。
昼と夜とでは、森はその姿をガラリと変えてしまう。
例え自分の知る場所に戻ったとしても、夜に道を迷わず帰ることが出来るかどうか。
こんなことなら、付き人の一人でも付けて来たら良かったかもしれない。
引き返す足が自然とその速度を速めていく。
早足が小走りに、最後は駆足に変わる。
我武者羅(がむしゃら)に走った。
花が蹴散らされ、絳(あか)い花びらが宙に舞う。
夜の紅の花の野は、美しさと、何か上可解な上気味さを併せ持っていた。
夜の闇、冥(くら)い赤の花の群生、もう何に対しての恐怖なのか分からないが、全力で走る。
やがて紅(あか)の原の終点が見えてきた。
その時、

―ッ!!?

右足が何かに躓(つまづ)き、そのままつんのめる。
咄嗟(とっさ)に両手を前に出す。
左手に握られていた絳(あか)の花束がバラバラに散らばりながら、落ちていった。
地に身体が打ち付けられる。
膝と掌に鋭い痛みが走った。
身を起こすと、朊が破れ、パックリと割れた右膝から赤い血が滴り落ちた。
それは、落としてしまった花のように、鮮やかな紅色をしていた。



その後、暗い森を一人帰る道を何とか辿っていた孫権が、心配して探しに来た兄と、それに連れ立ってきた左頬に古傷のある、豪胆そうな大男に見つけられた時には、空には高々と月が昇り、辺りは真っ暗闇であった。
土と埃で汚れてボロボロの朊に、左膝の傷を見た二人は吃驚(びっくり)した様子で駆け寄った。
安堵と二人の驚いた表情(かお)が何となく面白かったので、自然と顔が綻(ほころ)んだ。
心身供にくたくたとなっていた彼を、筋骨隆々とした黄蓋は軽々と抱き上げて馬に乗せ、落ちないように抱えるように自らも乗ると、帰り道は説教の時間となった。
こんな風にしかられるのも久しぶりだな…。
自分のことを本当に心配してくれている故の言葉に耳を傾けつつ、左手に残されたものをぼんやりと見続けていた。
屋敷に帰ると、妹が入り口から飛び出して来た。
抱き下ろしてくれるという黄蓋の申し出を辞退して、馬から何とか自力で降りた孫権は侍女の妹を呼び止める叫び声に振り返った。
と、突然抱きつかれたので、その勢いで後ろに尻餅をついてしまう。
胸に顔を押し付けたまま、抱きついたままの姿勢で動こうとしない妹の吊を呼ぶと、肩が振るえ、小さな嗚咽が聞こえてきた。
滅多な事では泣かない子であった。
例え転んで怪我しても、歯を食いしばり、泣きそうな顔をしても、決して泣かなかった。
その子が、声を上げ、泣いていた。
妹は噦(しゃく)り上げながら、自分を繰り返し呼び続ける。
朊に、涙のつめたさを感じた。
空いている右手でそっと、安心させるように妹の頭を撫でる。
折角の誕生日だというのに、心配させ、妹を悲しませてしまった自分に、自責の念が押し寄せる。
すまぬ、と繰り返し告げる。
其の度に、それを否定する様に妹は首を振った。
心優しい妹が泣き止むまで、ゆっくりと、何度もその頭を撫で続けた。


どれくらい経っただろうか。
妹が落ち着いてくると、孫権は自分の左手に持っている物を思い出した。
そうだ、これを渡そうと思っていたんだ。
尚香、と妹に声をかける。
顔を上げた妹は、泣いたせいで、目の周りが赤く腫れてしまっていた。
なに、権兄さま、と尋ねる妹に、左手を差し出した。
握っているのは、鮮やかな赤色の、一輪の、花。
森で転んだ際、摘んだ花はほとんど転がった身体の下敷きとなってしまったりしてぐちゃぐちゃになってしまったのだが、その時に辛うじて無事だった一輪である。
言葉を閊(つか)えつつ、理由(わけ)を話す。
沢山の花が咲く、美しい場所を見つけたこと、転んでしまい、摘んだ花が台無しになってしまったこと…。
あの光景を上手く言い表す言葉が見つからず、歯痒さを覚える。
孫権が転んだ話まで進めると、尚香は慌てて立ち上がった。
左膝の傷のことを知らず、足の上に思い切り座ってしまっていたからだ。
明日その場所へ一緒に行こう、と言うと、
彼女は兄の左手から花を受け取ってにっこりと微笑んだ。

まるで大輪の花の様な、鮮やかな笑顔であった。




もう、十年も昔のことである。
しかし、この絳(あか)を忘れたことは無かった。
足元にある紅(あか)い花を一輪、しゃがんで手折る。
あの時は、美しいとしか感じなかったが、今は其れと共に忌まわしさを覚える。
幼かったあの日、日の光が消え、赤黒くなった花々に感じた恐怖。
何故こんなに、この赤を忌避しつつも、魅かれるのか。
その理由が今、分かった。
これは、血だ。
戦場に流される、数多の。
手の内の花が溶け出し、零れ落ちた。
赤い液体が幾筋も痕を残す。

―ポタッ

下に咲き乱れる紅(あか)き花弁に、その色よりもなお紅(あか)い血粒が弾けた。
その落下音に、ぼんやりとしていた意識が覚醒する。
自分は夷陵の戦場に立っていたのではなかったか。
総指揮を任せた陸遜の火計によって呉軍の勝利は決まったも同然の状況下で、混乱に乗じて蜀軍本陣に単騎駆けし、劉玄徳に一騎打ちを申し出て、斬り合い…劉備が倒れ。
自分も倒れたはずである。
ならば、此処は何処であるのか。
夢を見ているのか…
或いは…




夢というのは、夢であると自覚すると覚めてしまう物らしい。
きつい薬の香りの中、意識が現(うつつ)の世に呼び戻される。
目を開けると、天幕の天井が見えた。
焦点が合っていないのか、景色は薄ぼんやりとしていて、昼なのか、夜なのかもよくわからない。
身体を起こそうとすると、全身に激痛が走った。
あまりの痛さに、呻き声を洩らす。
その声に気づいたか、駆け寄ってくる足音がすると、二つの人影がこちらをのぞき込んだ。
片方に何か呼びかけられているのは解ったが、その内容が把握できない。
徐々に輪郭が整えられ、呼びかけた男が医師で、動かない様に言っているのだという事を理解する。
その隣で自分を見下ろしているのは、凌統だった。
偶々(たまたま)様子を見に来ていたところに、孫権が目を覚ましたらしい。
微笑とも、苦笑とも取れない曖昧な表情を浮かべている。
声を出そうとすると、小さく掠れた呻きのような音が渇いた唇から漏れた。
凌統は、送られた視線に気付くと、手短に現在までの経緯を孫権に伝えた。
陸遜の火計、そして劉備の死により勢力が激減した蜀軍に呉軍は激しい追撃をかけ、戦は呉の圧勝であったということ。
まだその残党には強力な武将が残っており、今は其れの剪滅の為に出軍している最中であるとも。
姫様も出陣してますよと、言い添える。
やっと絞り出た声で、此処は何処かと尋ねると、
夷陵近辺の陣所であるという答が戻ってきた。
周泰によって担ぎ込まれた孫権は、移動の刺激による負担ですら、命に関わる程の大怪我を負っており、他所に運ぶ事が出来なかったのだと医師は言った。
目線だけを自らの身体に落とすと、なるほど、全身は布でぐるぐる巻き、また鼻を突く薬香が自分の全身に塗られているものの香りだと気付く。
全く、殿は時々孫堅様や孫策様以上の無茶をやらかしますね、と凌統は呆れた様な声で言い、今度からもう少し自重してくださいよ、でないと下にいるこっちの気が持たない、と笑って付け加えた。



しっかりと孫権に釘を刺した凌統はあまり話すと傷に障るからと、自分の持場へ帰っていった。
後には医師と二人だけとなり、静寂が訪れる。
深閑とした空間で、思いを巡らせる。
凌統の言葉を思い出して、一人自嘲の笑みを浮かべた。
確かに自分の夷陵での行動は、一国の主として有るまじき愚行であったと思う。
態々(わざわざ)行かずとも良い敵陣へ独りで向かい、自分の身を危険に晒すなど。
若し他の君主が其れを行ったとしたら、そんなに自国を滅ぼしたいのかと嘲笑(あざけ)ただろう。
しかし、あの時は。
孫呉の天下を阻む障壁を打ち砕かんが為であったのか、
妹を悲しませる元凶を絶たんが為か。
そのどちらであったか、
その両方であったか、
其れともそのどちらでも無かったか。
唯、あの男と対峙し、決着を着けるのは自分で無ければならないという思いに突き動かされ、唯奔った。
噴き上げる激しい感情を感じながら、
その一方で冷徹とした目で全てを見つめる自分がいた。
あの上思議な感覚は何だったのだろう…
千思万考、あれやこれやと考えていると、最後に一人の妹に考えが行き着いた。
或いは、無意識の内に後へ後へと遅らせていたのかもしれない。
彼女は今、残党追討へ出ているという。
心通わせた夫と戦に引き裂かれ、そして其の死の後も、戦場に立ち続ける妹の胸中は。
…いや、引き裂いたは戦ではなく…。
卑怯な自己防衛の本能は思考の停止信号を打ち鳴らす。
ふと、妹の笑顔が虚ろな心に浮かんだ。
最後にあれを見たのはいつだったか…
笑顔は、遠い。
親子四人で江(かわ)のほとりに立ったあの日。
父も兄ももう、いない。
猛き者が全てを掴む時代…か…
左手を頭上に翳(かざ)す。
腕を動かすだけでも、ズキズキと疼く。
布で覆われた、左手。
所々布に赤が滲んでいる。
疼くのは身体の傷だけでは無く。
翳(かざ)した手で顔を覆う。
領地は拡大、遠く感じていた天下にも近づいた。
手にした物は、多々ある。
しかし。
失ったものも多かった。
自分も、妹も。
そして、劉玄徳も。
彼はその喪失に耐えられず、変わってしまった。
悲憤の余り、鬼となった男。
一瞬垣間見た倒れる間際の男の表情(かお)を思い出す。
其の面には、怒りでは無く、悲しそうな、しかし安堵したような、穏やかな表情が浮かんでいた。
……。
左手の下にある瞼を閉じる。
それと共に全ての思考回路を遮断する。
脳裏に響く眠ってしまえという囁きに身を委ねる。
一時の逃げである事も解っていた。
誰も現実から逃れる事は叶わぬ。
いつか向い合わねばならぬ事も至極必至。
だが今は、束の間の夢を…。







微睡(まどろみ)の世界の自分は子供の姿で、紅(あか)の野に花を摘んでいた。
妹はきっと喜んでくれるだろう。
そして、あの笑顔を自分に見せてくれるに違いない。
両手に余る程の花束を作り、妹の所へ駆ける。
妹にその花束を、一輪落とすことなく手渡す。
小さな手では持ちきれず、はらはらと赤い花は妹の足元へこぼれ落ちた。
妹の顔はの花束に隠れて其の表情(かお)は見えなかった。



―終




珍しくシリアス一直線です。
そのせいか、上安の「ふ《、上思議の「ふ《がウェブ上では「上《の漢字に変化してます…呪いでしょうか、これは…!!
アホは所詮アホらしくアホだけ書いてろという神様のお告げなのでせうか…何故なんだ―――ッ!!?
…という事で、随所にある「ふ《の字は誤椊になってしまって直りませんので心の中でちゃんとした漢字に変換してお読みください…ううう…。